- HOME
- ニュース・トピックス
- 高価買取されるルビーってどんな宝石? 質屋が…
新着情報
高価買取されるルビーってどんな宝石? 質屋が教えます
7月の誕生石であるルビーは非常に人気の宝石で、世界各国で様々な伝承が伝えられています。
そんなルビーは買取でもカラーストーンの中ではかなり高く買い取ってもらえる部類になります。現在のルビーの買取価格について、そしてどのようなルビーが高額買取に繋がるのかをお伝えしていきます。
■現在のルビーの買取価格について
カラーストーンの買取価格は世界情勢や産出量によって大きく変化します。特にルビーのように人気のある宝石は各国の経済状況によって一気に需要量が変化するため、価格の上がり下がりの予測は非常に難しくなります。
色石が高額取引されていたのは2015年。ちょうどチャイナショック前で中国の富裕層が増え、宝石需要が非常に高くなった時です。この時は珊瑚やルビーなど中国人が好む赤色の宝石が特に高額となりました。
チャイナショックから株式バブルの崩壊が起こると中国からの需要が下がり始めます。その後コロナによって世界経済は停滞し。現在もその余波により、ルビーを始めカラーストーンの買取価格は2015年よりも下降気味です。
ですが現在コロナの規制緩和が進み、日本の経済も段々と元に戻りつつあります。それに伴い買取価格も戻っていく可能性がありますから、買取を考えている方はこれから見積もりを出してもらうと良いでしょう。
■ 高額買取できるルビーの特徴
宝石の買取価格は宝石の美しさと大きさで決まります。ですが、ルビーはこれだけでなく処理の有無、カラー、産地の3つの要素も買取価格の重要な要素となります。それぞれの基準についてみていきましょう。
(1)ノーヒート鑑別付き
市場に出回っているほとんどのルビーはカットされる前に加熱処理が行われています。
これは色の良くないルビーを加熱し、より美しい赤色を引き出すもので非常にポピュラーな処理です。そのため処理をしなくても美しいルビーというのは非常に希少で高価になります。
加熱処理を行っていないルビーは鑑別書に「ノーヒート」「非加熱」「加熱の痕跡を認めず」といったコメントが書かれていることがあります。
通常、買取ショップで加熱非加熱の判断は行えませんからノーヒートルビーを買取に出す場合は必ず加熱の有無が書かれた鑑別書を持っていくと良いでしょう。もし、鑑別を無くしてしまった場合は買取ショップで再鑑別をするかどうか相談してみると良いでしょう。
(2)ピジョンブラッド
ピジョンブラッドはルビーの最高位の色のことで鳩の血のような鮮やかな赤色です。
色が美しいだけでなく希少性も高いことからピジョンブラッドの価格は非常に高くなっています。世界的な基準が明確に決まっているわけではありませんが、鑑別機関によってはピジョンブラッドと表記している所もあります。
そういったルビーは他のルビーよりも付加価値をつけて買取してくれる買取ショップもあります。
(3)ミャンマー産
ルビーは産地によって大きく価格が変わる宝石としても有名です。
その理由は産地によって色合いが大きく変わるためなのですが、ミャンマーは高品質なピジョンブラッドが採掘された歴史的に有名な産地になります。その歴史は古く、多くの著名なジュエリーや王冠に使われているルビーの多くはミャンマー産だと言われています。
また蛍光性が強く、太陽の光を浴びると非常に美しい輝きを放つことで有名です。そのネームバリューと美しさからミャンマー産はルビーの中で最も高額買取に繋がる産地になります。産地レポートがついている鑑定書があれば、必ず持っていくようにしましょう。
■ ルビーの産地について
ミャンマー産がルビーで最も値がつきやすい産地になりますが、他にもさまざまな場所でルビーは採掘されています。
(1)タイ産
深みのある赤色が特徴でビーフブラッドとも呼ばれています。母岩が鉄を多く含む玄武岩のため他の産地よりも蛍光性が低く黒っぽい印象を受けます。
(2)モザンビーク産
21世紀に発見された最大のルビー原産地と呼ばれる、今一番注目されている産地です。ミャンマー産に近い色合いで美しいものが多く産出しています。
(3)ベトナム産
ルビーでも少し青みを帯びているのが特徴です。他のものと比べるとピンクっぽく見えるかもしれません。
他にも様々な場所で見つかっているルビーですが、産地で最もブランド力があるのはミャンマーです。
もしミャンマー産ルビーとして購入されていて産地レポートがない場合はお店に相談して鑑別書を取るというのも一つの方法です。そうすることで買取価格が上がる可能性があります。
■ 買取してもらえる大きさについて
カラーストーンを買い取ってもらう場合、ある程度大きさ(ct)が必要となります。
これはもちろん大きいと希少価値が上がり価値が上がるという点もありますが、その他に「再流通させるなら最低この程度の大きさがないとお店が採算が取れない」という最低ラインも決まっているからです。
例えばいくらピジョンブラッドの美しいルビーでも大きさが0.1ctしかない場合、一粒石として売るには小さすぎます。かといって同じ大きさのルビーを集めてまとめ売りしようとしても、色合いまで同じものを集めるのには非常に時間と手間がかかります。
このように再流通までに手間がかかりすぎてしまう宝石は、買取価格がつかない場合があります。
現在、ルビーは1ct以上が買取対象になっている買取ショップが多いようです。そのため1ct未満のルビーには一切値段をつけないという買取ショップもあります。ですから、1ct以下のルビーを買取に出す場合はその指輪のデザインにも価格をつけてくれるお店に持っていきましょう。
■ 初めてルビーを売るなら高額買取の東札幌ひまわり質店
ルビーを売りたいけど値段をつけてもらえるのだろうか、安い価格を提示されて嫌な気持ちにならないだろうか、とお店に行くのに躊躇されている方も多いかと思います。
特にジュエリーは思い入れがあるお品物が多いですから、買い叩かれた値段を出されるのはとても辛いですよね。
東札幌ひまわり質店は60年間お客様のお品物を買取させていただいてきました。私たちが大切にしていることは、お客様のお気持ちを扱うようにお品物を扱うこと。ですのでお買取金額をお伝えするときに、なぜこの金額で買取になるのか一からご説明させていただきます。
お品物に込められた思い出を大切にしながら、売る売らないに関係なく気持ちよくお客様にお帰りいただけるよう努めています。
現在ルビーは多くのお店が買取条件を1ct以上としていますが、東札幌ひまわり質店では1ct未満でもデザインが良いものや品質の良いルビーであれば、お品物に見合った価格を提示させていただいております。鑑別書がなかったり壊れてしまっているような、売れるかどうか分からない物でもどうぞお持ちくださいね。
■ 遠方でも安心の宅配買取を実施中です
お忙しいお客様、遠方のお客様にはオンライン説明も可能な宅配買取がオススメです。
手順はとても簡単になっていて、ご連絡いただきましたら専用の宅配ボックスをお送りいたします。あとはお品物を梱包していただき配達に出すだけ。売りたいけどお店に行くのは面倒だな…と躊躇される方にも非常に好評いただいております。
ルビーは産地、処理の有無、大きさによって買取金額が変化する宝石です。
出来る限り高く売るためには購入した時の鑑別書を持っていくようにしてくださいね。不安なことがあれば無理に売らずに持ち帰って考えることも大切です。
東札幌ひまわり質店ではご相談も承っていますので、お気軽にお越しください。スタッフ一同お待ちしております。
-
-
2024年
-
2023年
-
2022年
-
2021年
-
2020年
-
2019年
-